名刺活用意識と年収の関係

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わたくしがお手伝いしている名刺活用.comで行った、「名刺活用意識と年収の関係」の調査結果について、名刺アドバイザー高木から、総評を述べさせていただきます。

・年収と名刺使用枚数の関係

これはある程度予想通りの結果でした。
まだ収入のあまり多くない若手営業マン世代が月に20枚弱でひとつのピーク、そして40代以降は、名刺を配る枚数に比例して年収が増えていく傾向、と捉えられます。
高収入者のセグメントでは、現場レベルで名刺を配りまくるということはあまりないはずですが、普段のビジネスシーンでも何かにつけて責任者的な意味でお呼びがかかり、名刺だけは交換するといったパタンでしょう。
また、各種の懇親会や業界の会合など、自分のビジネス以外での名刺交換も多いと考えられます。

確かにこれをそのまま捉えれば、結果論でしかありませんが、そこは少し考えてみましょう。
高収入の人の習慣や行動パタンを真似して、上を目指そうという意識に立てば、普段のビジネスの場だけでなく、社外での活動すなわち、異業種懇親会などの機会を自らどんどん作って、人脈を構築することにより、自分の本業にも好影響をもたらすという「立ち回り方」は学べるはずです。
自分の枠を広げる意味でも、普段の世界とは違う業界の方たちと交流してみるのはいいことだと思います。

・年収と名刺活用の意識の関係

こちらも、想定内の結果ではありました。
会社の名刺のほかに、プライベート用の名刺、すなわちセカンド名刺を持っている人の割合は、2割以下となっています。
わたくしの個人的な感覚ではもっと少ないのですが、少なくとも名刺活用にご興味のある方がサイトを訪問、アンケートにお答えいただいているであろうということから鑑みると、妥当な線なのでしょう。
意識に関して、年収との関係が最も顕著だったのが、プライベートにおいても会社の名刺を持ち歩いているか?という問いです。
さすがに高収入者は、実に6割超の方がプライベートでも会社の名刺を携帯していると答えたのに対し、年収の低い方は3割と、常にビジネスを意識している姿勢の違いがはっきりと表れた格好です。

これも、名刺活用の面から考えますと、たとえあなたがプライベートシーンでセカンド名刺を使って交流会などに参加していたとしても、ふとした会話のキッカケで本業のビジネスの話が急展開したときに、会社の名刺もその場でサッと渡すことができれば、ビジネスに発展する速度は増します。
そう考えると、これも「セカンド名刺を持っていても会社の名刺は忘れない!」という立派なビジネスTIPSと言えるのではないでしょうか。

・年収と作ってみたい名刺の色

この質問はなかなか興味深かったです。
そもそも色は、心理学と密接な関わりがあります。
例えば、自分を知るための心理テストで「あなたの好きな色は?」と聞き、その人が「青色」と答えた場合、「その理由は?」とさらに聞き、実はその答えが「理想の自分像」である、というものがあります。
つまり、青を選んだ理由として、「クールだから」と答えれば、その人は「クールになりたい!」と思っている、というものです。
今回の「何色の名刺が作りたいか?」という問いも、その表れと捉えていいのではないかと思います。

結果を見ますと青色21.9%がトップで、以下、緑15.7%、銀11.0%、橙10.4%、紺8.7%と続きます。
わたくしの著書にも少し書きましたが、青や緑といったいわゆる寒色系の色は、波長が長く、落ち着いた印象を与える色です。
つまり、クールとか知性、安らぎや調和をイメージさせます。
どうやら多くの皆さんは、そんな自分像を思い描いているようですね。こんな時代を反映しているのかもしれません。

また、逆に赤~オレンジ~黄色といった暖色系は、ヤル気・元気を感じさせる、活性化傾向の色です。
年収のまだ少ない、若い人がこうした色を選んでおり、それが年収のアップとともに少なくなっていくというのは非常に面白いですね。
年齢とともに、落ち着きのある色を好む。当然といえば当然ですが、これも裏を返せば、ガツガツした印象を消し去ることによって、より「デキる」ビジネスマンという印象を演出できるのではないか?
わたくしはこのようにデータを読みましたがいかがでしょうか?

ぜひ、あなたの名刺活用の参考にしていただければと思います。

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