普段は名刺活用ということで、「一味違う名刺の作り方」ということをこのブログやセミナーでお話したりしているわけですが、いただいた名刺に関しても最大限活用できればそれはもう最高なわけで、最近の名刺のクラウド管理ソリューションに関しては、常に興味を持っております。
今日はこんなニュースにびっくりしました。
徳島県が営業機能強化のためSansanの名刺管理を導入 -全国自治体で初の試み、人脈をクラウドで可視化・共有-
民間の企業が、いただいた名刺について活用しようとするのは極めて自然なことだと思うのですが、県がついに重い腰を上げた、というか、目覚めた!のだとすれば、実に天晴なことです。(・∀・)
徳島といえば阿波踊り。
言わば最強レベルの観光資源を持っているわけです。
しかし、お祭りじゃない期間はどうなのよ?というお話だと思います。
正直、阿波踊り以外の何があるか、パッとイメージできない、、、
そんなこんなで今回の導入になるわけですが、全国初ということで、わたくしも興味津々です。
想定されるメリットは以下。
1)効率的な営業活動ができるようになる。
○名刺交換の記録やコンタクト履歴の共有により、以前からの交渉経緯などが一目瞭然。
○ニュース自動配信機能により、名刺交換した相手の企業情報や人事情報が簡単に入手できる。
○特定のカテゴリーの相手にone to oneメールを簡単に配信。展示会で名刺交換した相手に翌日にはメール送信が可能に。
2)名刺管理、業務報告書作成などの省力化など業務改善に繋がる。
3)個人情報である名刺情報を安全な環境で組織的に管理できる。
県の営業活動は農林水産物のPR、観光誘致、企業誘致と対象が幅広く、ステークホルダーは県民、県人会、旅行代理店をはじめとした県内外の民間企業、国その他自治体、と多岐にわたります。Sansanの活用を通じてこれらのステークホルダーときめ細かく接点を持ち継続して関係を構築し、徳島県の認知向上を目指します。
とのことです。
高知県が県庁おもてなし課で一歩リードした感のある四国の観光戦争、徳島にもぜひがんばっていただきたいものです。m(_ _)m
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県庁おもてなし課 (角川文庫)
有川 浩 角川書店 2013-04-05
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